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図4.6.1 追尾率と気象(風雨)の状況との関係

 

3) 東京湾における船舶の分布を、実際に調査して把握することは極めて困難であるが、前項で仮定した例えば正規分布と考えることは可能である。また、そのレーダー観測による船舶エコーの入力状況を実際に得ることも可能である。しかし、レーダー観測による船舶エコーの入力状況では、レーダー局からの距離とその船舶の大きさに逆比例して入力できる船舶エコー数は減少することになり、遠距離の小さい船舶から実際に入力できる船舶エコー数としては減少するのが通常である。そこで、正規分布と仮定した船舶の分布とそのレーダー観測による船舶エコーの入力状況を想定し徐々に悪化する追尾率との関係を試算した図を図4.6.2に示す。

 

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図4.6.2 追尾率と船舶の分布及びそのレーダ観測による船舶エコー入力状況との関係

 

 

 

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