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3) 追尾ゲート幅の初期値設定の問題対策

1] 追尾可能とする船舶の最高速力による追尾ゲート幅の初期値設定の問題対策

新方式レーダーによる高速船の監視における追尾ゲート幅は、追尾可能とする船舶の最高速力を50ノットから70ノットまでとする場合は、従来と同様に初期値は約110mとなることは、昨年度の中間報告書参考資料7に示したとおりである。追尾ゲート幅と追尾率及び追尾可能とする船舶の最高速力との関係を図4.5.4に示す。この図から新方式レーダーにおける追尾可能とする船舶の最高速力を考慮した、追尾ゲート幅の初期設定値は、既存と同様、110mで良いと考える。

 

新方式レーダにおける追尾ゲート幅の最適値設定

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新方式レーダにおける追尾ゲート幅の最適値設定

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図4.5.4 追尾ゲート幅と追尾率及び追尾可能となる船舶の最高速力との関係

 

 

 

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