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4) 実態調査項目

日時、航路通過船舶(識別符号、追尾状況No.)、追尾で失敗した場合(注1)はそれが発生した位置を地図に記入し、ロストマーク表示か乗り移りかを記録した。

 

調査記録表(付録1参照)

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5) アンケート調査項目

現地の運用管制官の方々に対するアンケート調査は付録2のアンケート記録用紙に基づいて行った。

 

6) ロストと乗り移り事例の収集

アンケート調査及びロストと乗り移り事例の収集は次の推定原因別に行った。

1]船舶エコーが複数に割れる2]船舶の陰によるロスト3]接近した他船などの映像に乗り移り4]多重反射偽像によるロスト5]降雨・波浪クラッタによるロスト

実態調査(2)では期間中の全追尾船舶の記録データをレビューデータ(レーダー映像合成装置に記憶されている全追尾船舶の動静データ)として採る事が出来たので、このデータを利用した。

 

(注1) 追尾率による追尾の失敗数の試算例(ID付与船舶の追尾数を最大300と仮定)

027-2.gif

 

 

 

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