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3.3.3 レーダー映像の録画

レーダー映像の録画は次の図の構成で行った。

 

028-1.gif

レーダー映像録画の構成図

 

追尾でロストと乗り移りとなる状況を確認するため、本牧のレーダー運用卓(予備)の正面にビデオカメラを設置し、本牧レーダーのGD処理画面を撮影し、6秒おきに1枚のテレビ画面として録画蓄積した。

録画画面はテレビ画面として再生すると、1秒間に30画面送出されるので時間を短縮して監視が可能である。

実際に今回の調査では12時24分より16時まで連続して6秒おきに2159枚のGD画面映像を撮影した。テレビ画面として再生した場合約72秒間の映像としてまとめた。

ロストと乗り移りとなった事例のデータをより多く収集するため、実態調査(2)では16日の12時29分より19日の12時00分までの約71.5時間分となった。

映像の蓄積はレーザーディスクレコーダを使用したので、任意の再生スピードで見たり、見たい画面の所で静止画として見ることができ、録画映像の監視により、追尾性能の実態調査に必要なロスト、乗り移りに至る過程を細かく見ることができる。

 

 

 

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