日本財団 図書館


- 製造業者若しくは所管当局が、M.1371-1を実施するに当たって生ずる問題、特にVHFデータリンク(VDL)のあらゆる負荷条件の下で、異なったAIS局間での技術的な相互運用、を保証するための技術面の明確化。

- M.1371-1のVDLについての記述の焦点の当て方から、ITU-R M.1371-1に示されていない、若しくはほんの一部しか示されていない技術的問題についての情報。

- 各種のAIS装置の技術的操作についての機能上の記述及び定義。

- 必要に応じ、AIS陸上局の、特にVDLの運用に関する試験手順

 

この勧告には次の技術的問題を含めるものとする。

- 以下の局のAIS装置の技術的操作

・AIS基地局

・AIS単信中継局

・AIS複信中継局

・SAR航空機AIS局

・航行援助施設AIS局

・船舶AIS局

操作の条件は次のとおりとする。

・基地局と中継局の複合状態での運用

・チャンネル管理

・指定モード指令の使用

・データリンク管理

・質問

・二次同期

・DGNSSのような支援業務

・AIS基地局及び中継局のその他の機能性

- 沿岸AISの有効範囲の、特に秘匿局による不明性とその結果のVDL負荷状態を考慮に入れた、計画に関する技術的ガイダンス。

- AIS基地局及び中継局対VDL負荷の異なった業務に対するやり繰りに関するAIS陸上基盤施設の形状管理。

- AIS陸上通信網の分岐点や接続点の多重基地局/多重中継局からのAISデータがVDLに影響を及ぼすことから、その前処理に関する設計数例。

- 長距離に関する問題。

 

作成期限

2つの文書は、第1次案を第9回AIS委員会(2001年3月)に、最終案を第10回AIS委員会(2001年9月)に提出するものとする。

 

AIS委員会は、この作業計画は1回の会合だけでは達成できないと考える。したがって、AIS技術作業グループの第1回会合を第8回と第9回のAIS委員会の中間に招集し、第2回会合を第9回と第10回AIS委員会の中間に招集する。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION