POSEIDONとVTMIS-NETとの両方のプロジェクトについての解説CDが、M.ハドリ氏により、本委員会へ配布された。VTMIS-NETのCDは、今第14回会議の冒頭において入手されたばかりであったので、当該CDに含まれている文書については、会期外の中間時期に見直し作業が行われ、第15回会議において検討されることになろう。
本WGは、C.ハルム氏が提出した資料(VTS14/INF2)を検討した。メンバー全員が、VTSの新しい概念についての全般的な声明文に賛成した。この声明は、IALAがここ数年に亘って奨励してきており、また、RTIS、より最近においてはVTMIS-NET、などのような国際的な活動によって支持されている考え方に沿っているものである。本WGは、VTS装置についての具体的な技術性能基準に関する勧告を書き上げる時には、海上情報技術分野において現在進行中の及び出現しつつある開発事項を考慮に入れるつもりである。
4.7 既存の調査プロジェクトの見直しを行い、本作業班に関連している情報を判別すること
この作業は現在進行中である。
5. 要員/研修(WG3)
5.1 作業負荷の分析
WG3は、本件が意味しているところを、VTS担当機関が利用できる助言との関係において検討し、『安全な当直配備水準』に関連している幅広い議題の一部になる、と結論付けた。
結果として、本WGは、本件についての助言と付随する項目との草案を作成した。これは、『VTS要員−研修及び資格認定並びに作業環境』の章の草案に取り込まれており、この章は、次回出版されるIALA・VTSマニュアルに含めることが計画されている。