フランス国 Le Havre港
調査日：2000年10月23日〜10月26日
調査ターミナル：Atlantic Terminal
：Normandie Terminal
Le Havre港
ル・アーブル港はフランス最大の港湾であり、セーヌ川河口に位置し内陸輸送の基盤が完備しており、特にフランス国内の主要仕向地(仕出地)には鉄道貨物列車のシャトル便を運行している。
当港は潮差が平均8m程度あり、港内の水位保持の為、閘門により仕切られ、バースは閘門のみであったが、コンテナ船の就航以来入港/出港時間の短縮が求められ、港内の滞船時間のミニマイズを図る為、閘門外のバースが建設され、現在では主要なコンテナ船運行船社は閘門外のバースを使用している。コンテナターミナル会社は3社あり全てが民営会社である。
[I] Atlantic Terminal
1. Atlantic Terminalの概要
2. コンテナターミナル作業体制
当港の作業体制の特長的な制度として、ガントリークレーンの運転員はル・アープル港公団の職員であり、他の作業員は民間コンテナターミナル会社が直接雇用している作業員で構成され、二本立ての作業体制である。
1] 公団職員の作業体制
