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4. コンテナ揚げ/積み荷役の平均的能率

ガントリークレーン1台当たりの能率  25コンテナ/時間

大型船の場合時間当たり70コンテナの能率を契約書に記載してあり、ガントリークレーン3台を常時稼動させる。

 

5. 標準的な荷役機材と作業員の構成(1Gang当たり)

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6. コンテナ取り扱い個数(1999年実績)  26万コンテナ/39万TEUs

 

7. コンテナターミナル管理・運営のコンピユーター化(EDIの実施状況)

当港の港湾物流のEDIは「DEBIS」と税関通関システムの「RHODOS」がリンクしており、現在普及途上にあり、近海航路に就航している中小船会社等の場合、EDIによる情報交換を行っていないが、全体としての稼動率は概ね50%程度であり、近年中には100%程度になる見込みである。

 

[II] ECT (Europe Combined Terminal)の概要

ECTはRotterdam港で扱われるコンテナの75%を取扱っており、欧州最大のコンテナターミナルで市街地あるCity TerminalのHome Terminalとマース川とライン川河口のDelta地区のDelta Terminalを運営している。特にDelta Terminalは世界有数の自動化ターミナルで広大なコンテナヤードに無人ヤードコンテナクレーン(Automated Stacking Crane)と搬送車(AGV = Automated Guided Vehicle)を採用しヤード内を縦横の走行している、最新の技術を導入したコンテナターミナルである。

 

1. コンテナターミナルの概要

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