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Maju社は合併対象として挙げられたが、資本金の一部に公的資本(Johor State Company;ジョホール州公社による出資)が入っているため、調整が折り合わずに見送られた経緯がある。現状、競争力のある2社による事業環境が出来上がっており、以前の中小業者による市場構成を考えるとバランスは良い(Transit Link社)。

●車両数、車両の導入

Transit link社の車両は全般的に老朽化6しており、大幅な車両更新が必要である。

Transit Link社の1996年の統計では車両の内訳は以下の通りであるが、現状の台数(500台)と比較して多い。これは、老朽車両の売却・廃棄、及び、競争が少なくなった結果車両を減らすことが可能になったこと、などが考えられる。

 

6 平均年数は10年以上(ISIの調査)。

 

表4.5 Transit Link社メンバー企業の所有車両インベントリー

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出所:ISI

 

一方で、Maju社は所有数111台中約10台が修理中であった。Maju社は管理された整備工場を持ち、独自の車両基準を設定して高品質の運行を実施している。車両の使用年限を5年としており、所有車の平均車齢は3年である。エアコンバスの割合は77%と高い。

 

 

 

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