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●車両

一般的なモノコックボディ4の大型車両(定員35〜45人)を利用しているが、トラックの荷台を改造して座席をつけたものなども見られる。貨物輸送を行うため、バス車両上部には荷台が設置されている。一部エアコンバスもある。車両はタイ、ベトナムを経由して日本車、韓国車の中古車を輸入するが、ビエンチャンバス公社の払い下げ車両も一部所有する。

●頻度、サービスレベル

ルアンパラバン、パクセイ行きは一日に4本運行されている。その他は1日1本。ターミナルではバス車両に出発時刻と行き先が掲示されている。乗客にサービスレベルの意識が芽生えており、整備の行き届いた車両や日本車を選んで乗るようになってきている。

●料金

一例を挙げると、パクセイ(700km)まで26,000Kip(約300円)。料金はMCTPC運輸局に申請し許可をうける。エアコン付き車両の追加料金はない。

 

4 車体とシャシーが一体化したもの。

 

(2) 事業者組織、バス車両の管理

●事業者組織

1992年にラオス国内の移動が自由化され、それと同時にMCTPC運輸局がバス事業に関する許可を出したため、バス事業者が発足した。事業者はすべて民間で、北部方面、南部方面、東部方面に営業する事業者毎にそれぞれ組合組織を形成している。事業組合が組織された理由は、客の取り合い、走行時の競争、事故の補償問題などの問題が起き、自主的に事業者間で話し合って設立した(北部バス組合)。事故が起きた場合は、組合と警察が処理し、補償金は組合から支払われることになっている。

●北部バス組合の運行状況

特に、北部バス組合は1997年に会社組織の概念を導入し、料金収集を代行して組合員に配分している。しかし、所有するバス車両は会社では持たず、個人事業者(チェッパソン社、シェントン社などの大手事業者や、家族経営の小規模事業者)の持ち寄りである。運行に関わる運転手・助手は事業者の社員である。また、ルアンパラバン市、ビエンチャン市がこの組合に出資もしくはバス車両の提供を行っており、運行に関わる運転手・助手は、組合が斡旋する。車両の管理は各事業者に依存しており、現在の所、車両の所有を会社名義にすることは考えていない。

 

 

 

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