出所:北部バス組合(2000年9月)、稼動しない車両も含む。
組合は各事業者が平等に運行できるように、月毎に運行担当を配分する仕事を行っている。平均すると長距離バスは月に3〜4回稼動する計算となる。大手事業者はリソースを効率よく利用することができるが、個人事業者はトゥクトゥクの運転手や農業などと兼業している場合が多いため、個人所有のバスは運行していない時間が多い。
組合が料金収受を代行する(切符を販売する)ため、収入の再配分を行う。収入の90%は事業者が受け取り、10%は組合の収入となる。切符の発売所はターミナルにしかないため、途中から乗る人からの料金は運転手の儲けとなる。運行税金は車両の所有者が支払うことになっている。
組合は組織を強化してより会社形態に近付け、南部・東部バス組合との連携、及び、2001年度中には銀行からの資金提供を受けることを計画している。組合長は、専業でバス事業を行っているチェッパソン社である。
●料金設定・採算性
料金は独自には設定できず、MCTPC運輸局に申請し許可をうける必要がある。
南部バス組合では、パクセイ(700km)までのバス運行におよそ一台あたり100万Kipの費用がかかることから、定員45人で割って利益を上乗せして料金を設定している。貨物運賃は別に徴収する。一例を挙げると、オートバイ一台の輸送は8万Kipである。
北部バス会社では料金申請の根拠として、運賃の積算根拠(ガソリン、運転手費用の直接経費から保険、税金などの間接費まで)を独自で計算している。これによるとバス一台が1km運行する費用は915Kipとしている。
なお、路線営業に関する税金として、一ヶ月につき1台170,000Kip必要である。
●路線設定、ダイヤ編成
路線は運輸省に対して申請し許可を受ける必要がある。