日本財団 図書館


第2フェーズ(2000〜2001年)

・浮きドック:22,000TLCの第2浮きドック

・1,200メートルトン/月処理できる不純物及び精製排出油処理装置

・高架移動クレーン及び1,000トン/月の鉄鋼処理量の鋼ブロック組立作業場

第3フェーズ(2002〜2003年)

・15トン及び45トンの移動クレーンを備え付けた第2修繕桟橋の建設

・40,000TLCの第3浮きドックの建設

・450,000m2の土地の追加

12) 能力:

過去に建造した最大の船舶:情報なし

過去に修繕した最大の船舶:64,930DWTのタンカー

修繕船舶数:約60隻/年

13) 作業場:

第1フェーズ 約200,00km2

第2フェーズ 約300,000km2

第3フェーズ 約400,000km2

14) 埠頭の長さ/深さ:船舶修繕用桟橋:長さ=400m、水深=30m(自然時)

15) 従業員数:

1998年の総従業員数は31,810名であった。

現在の従業員は約450名の技術者及び下請けを含む1,000名の作業員である。営業開始時にSembawang Shipyradは75名のエンジニアを送ってきたが、現在その数は52名であり、将来的には38名のエンジニアのみが必要である。

16) 営業内容:大部分はタンカー、コンテナ船、掘削船、旅客船、貨物船、バージ等の修繕である。また、エンジンルーム及び船舶全体の配管工事、エンジンルームの機械類、船尾シャフトの修繕、エンジンルーム及び橋の電子及び自動システム。船舶の修繕はハッチカバーの組立及びフラットトップバージから始めた。作業場には、上部構造物、甲板、ブルワーク、ハッチカバー等の組立及び修繕に必要な機器が完全に備え付けられている。

17) 年商:1998年のデータ

総収入 38億6千万シンガポールドル

船舶の修繕 19億9千万シンガポールドル

造船 9億1,800万シンガポールドル

オフショアエンジニアリング 9億5,600万シンガポールドル

18) その他:PT. Karimun Sembawang Shipyard社は、シンガポールの南西40km地点のカリマンブサール島の北西海岸部に位置している。カリマン島はIMS (インドネシア、マレーシア、シンガポール)成長三角地帯の中に位置している。同島は戦略的には、国際航路となっているマラッカ海峡の隣に位置している。同造船所は自然水深約3kmまであり、VLCC及びULCCへの対応ができる。マラッカ海峡を運航する船舶又は造船所に修繕に行く船はタンクの不純物及び精製排出油を排出することができる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION