出所:ABS special data service, ABS Cat No. 8221-0 and DFAT STARS database
1998/99年度の数値はオーストラリア統計局へのE-mailによる問い合わせに対する回答によるもので、1998/99年度が最新の数字である。
出典:Department of Industry, Science and Resourcesホームページ
(1999 Industry Outcomes and Outlook Statement)
注:造船業には、ANZSIC Code 2821により、次の業種が含まれる。
・ 造船、解撤、修繕
・ 潜水艦の建造
・ 潜水艦用部品製造
・ ドライドックの運営
・ 船体清掃
従来オーストラリアの造船業界は、国内市場向けに鋼製船舶建造が主で、高率の補助金を受けていた。造船業界への補助金は、最初に1939年に提案されたが、第二次世界大戦により中断し、戦後、施行されたもので、国内向け船舶には全て適用されたが、輸出向け船舶には適用されなかった。1970年代初めには、補助金は45%という高率に達した。1980年代になると、それまでは、国内向け船舶の製造であれば、1回限りの造船を行う会社にも適用されたが、造船専業会社のみを対象とすることとなり、また、補助金が輸出用の船舶建造にも交付されるようになった。