出所:オーストラリア統計局(ABS)
オーストラリアはボーキサイトや鉄鉱石などの天然資源や農産品といった一次産品の主要輸出国で、品目別では、天然資源(Crude materials inedible except fuels)が183億6,900万豪ドルで全体の18.9%、と鉱物燃料(Mineral fuels lubricants and related materials)が180億6,600万豪ドルで18.6%を占めている。また、穀類などの農産品や家畜類(Food and live animals)は、168億100万豪ドルで17.3%となっている。
一次産品を輸出し、加工製品を輸入する基本構造は変わらないが、加工製品の輸出も伸びている。1999/2000年度の加工製品輸出額の合計は、277億4,800万豪ドルで全体の28.5%を占めている。前年度輸出額の238億8,800万豪ドルからは16.1%の伸びとなっている。特に車両の輸出が増え、前年度比34.4%増の28億1,100万豪ドルとなった。
輸入では、加工製品の割合が多く、前年度比10.7%増の805億5,300万豪ドルで、総輸入量の73.2%を占めている。表3-3にオーストラリアの主要品目別輸出入を示す。