出所:MARINA: Philippine Shipbuilding & Ship Repair Industry Situation Report 1999
3-4-2 船舶修繕部門
船舶修繕事業はフィリピンの造船所にとって核となる事業で、明るい見通しを持っている。同国において多くの修繕事業が行われている理由は、国内貨客輸送に占める海上輸送の比率が高く、内航・外航船舶の老齢化が進んでいるためである。1999年の修繕実績は全体で986隻となっており、その内、869隻(88%)がフィリピン籍船、117隻(12%)が外国籍船であった。表2-16も1998および1999年の修繕実績を示す。