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表2-4 フィリピンの主要国・地域別輸出入

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出所:国家統計局

 

1-5 投資

 

国家統計調整委員会(NSCB)は、投資委員会(BOI)、フィリピン経済区庁(PEZA)、クラーク開発公社(CDC)、スービック湾都市開発庁(SBMA)が認可した外国直接投資受け入れ額(認可ベース)を集計・公表している。このうちBOIは87年に制定された包括投資法に基づき、投資優先分野に投資する企業の認可期問であり、PEZAは95年に制定された特別経済区法に基づき、経済特区(エコゾーン)に進出する企業の認可機関である。

NSCBの発表によると、2000年の投資認可額は、804億ペソで、前年25%減となった。このうち、オランダと日本からの投資が半分以上を占め、それぞれ全投資認可額の34%、25%となっている。1999年に実績のなかったオランダが首位に出たのは、フィリップス社のCDMA(符号分割多元接続)用等の半導体製造プロジェクトによるものである。業種別には、製造業が全体の90%を占めている。2000年通年の国別、および業種別のデータが未発表のため、表2-5および表2-6に1-6月までのデータを記す。

 

 

 

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