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排気量0.9リットル以下のものは2005モデル年から、2.5-5リットルのものは2007モデル年から、中間の0.9-2.5リットルのものは2004モデル年から適用される。

 

カテゴリー2は、シリンダー当たりの排気量が5-30リットルのエンジンで、鉄道の機関車用エンジンを舶用化したものであり、港内及び沿岸船舶の主推進用エンジンあるいは大型国際航路船の補機用エンジンとして用いられるクラスのエンジンである。

サブカテゴリーは、第3-3表に示すごとく5つに分類されており、その各々に対して7.8g/kW・hrから11.0g/kW・hrまでのNOx+HC排出規制値が与えられている。PMの規制値は、一番小さいサブカテゴリー(5-15リットル)が0.27g/kW・hrである以外は、全て0.5g/kW・hrである。また、COの規制値が全て5g/kW・hrであることはカテゴリー1と同じである。

 

カテゴリー3は、シリンダー当たりの排気量が30リットル以上のエンジンで、国際航路船の主推進用に使用される大型エンジンであるが、最終規則の中でEPAは規制値を示さず将来課題としている。具体的には、2002年4月までにNPRを発表し、2003年1月を目処に、最終化する予定となっている。

 

第3-3表 カテゴリー1及び2の舶用ディーゼルエンジン

(商業用船舶用)に対するEPA排ガス基準と開始年

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