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図4.4 1989以降のRoPaxの船速の推移

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4.5 車線長(LM)ベースの積載能力の推移

RoPaxの各型の間では車線長ベースの積載能力ではあまり差がなく、いずれの型も従来A1型の平均値であった約2,200LMの平均値に近づいている。以下の図4.5が示すようにかなりのばらつきはあるが、大勢としては上向きである。

群を抜いて大型の例はIrish Ferriesのアイルランド海航路向け4,100LMの新造船である。A3型では車線長べースの積載能力が10年間で2倍以上の増加が見られた。これは貨物または乗用車の積載能力、船室設備、旅客収容能力がいずれもきわめて大きいものである。

車線長ベースの積載能力はもとより貨物、乗用車いずれにも該当するもので、その比率は航路によって20%、50%あるいは70%であったりする。

 

 

 

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