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新世代のRoPaxが欧州市場に及ぼす影響

 事業名 基盤整備
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


4.2 船型の推移

新造RoPaxの船型は1990年代を通じてほぼ一定していたが、21世紀初頭に引渡し予定の発注分ではA3型が圧倒的で、特にイタリア諸港経由のギリシャ/大陸部ヨーロッパの長距離航路向けが主体となっている。

発注済A2の半分(28隻中の14隻)はヨーロッパ域外向けであるが、A1とA3の発注はすべてヨーロッパ域内向けである。

これに対して1988-2003年の期間に発注された在来型フェリー(オーバナイト・フェリー用のB1型とデイ・フェリーのB2型)はわずか22隻に過ぎない。これらのフェリーの平均貨物積載能力は618LMで、大半は旅客/乗用車市場のみを対象としている。

 

図4.2 船型別に見た1989年以降のRoPax船腹拡充の推移

045-1.gif

 

4.3 総トン数ベースの船型推移

A1型RoPaxの船型は大型化の傾向にある。大型化は20,000 GT前後から25,000 GTまで進んだが、1995年には最大の35,000 GT型が出現している。A2型は10,000 GT未満から40,000 GT弱にいたるまでばらつきが大きいが、平均船型は12,000 GTから25,000 GTに拡大している。

A3型は一般に大型で大半が25,000ないし35,000 GTの幅に入る。一見小型化と思われる傾向が出てきているが、これは旅客収容能力、パブリック・スペースともに縮小した中小型船が特に地中海、ギリシャ航路向けに発注されていることによるためである。

少数ながら超大型60,000 GTのRoPaxが、時折引き渡されている。スウェーデン/フィンランド航路に参入しているSilja Linesがその大半の船主であるが、最近ではP&Oの新造船2隻がイギリス/オランダ航路に投入されている。

 

 

 

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