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8億ドルで買収されたものはシーランドの国際海運部門のコンテナ船、コンテナ、関連コンテナ・ターミナル等であり、CSXは16隻の国内航路コンテナ船、アラスカ、ハワイ、グアム、プエルトリコ、香港、中国、オーストラリア、ロシア、フィンランド、ドミニカ共和国の港湾ターミナル設備の運営に専念することとなった。

 

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マースク及びシーランドともに、シーランドがMarAdとの間で結んでいた国家安全保障上の契約である海事安全保障プログラム(Maritime Security Program: MSP)、及び自主インターモーダル・シーリフト契約(Voluntary Intermodal Sealift Agreement: VISA)が保全されることを確約し、合併が許可された。シーランドの場合は合併したマースクも従来から外国海運会社としては唯一の例外として4隻のMSP船、その他29隻の米国籍船を運航してDODその他の米国政府貨物を輸送していたので(表3-3)、MarAdに対してはシーランドのMSP契約船19隻及びマースクの4隻を合併後もマースク―シーランドの旗の下で従来の契約通り運航するという確約で充分であった。

 

 

 

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