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低レートの問題はライナー会社にとって実に深刻である。低レートをコストダウンで回収することも限界にきている。米国の増大する貿易不均衡は世界中のライナー会社に1999年の一年間で118億ドルの空コンテナ移動(Repositioning)費を課したといわれている。この118億ドルの内訳はターミナル・ハンドリング、再保管、管理、コンテナ修理・移動・交換費等々である。

1997年のアジア通貨危機以来、米国からアジアへの輸出が減って、空コンテナ移動費はさらに増大した。1999年には太平洋、大西洋、地中海、南アメリカ航路のライナー会社の大部分は一方的にTEU当たり250ドルの空コンテナ移動費を徴収している。空コンテナ移動費を減らす試みは、隣接する港間、或いは加入ライナー会社間で空コンテナを出さないよう融通し合うことであり、実際その試みもなされたが、現在の太平洋路線のように出が1、入りが3というような不均衡の解決策にはならない。

 

図3-1 コンテナ運賃の変動

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