付録2は「マリンログ」誌1999年8月号に掲載された米国籍及び米国のコントロール下にある外国籍船のリストである。本表は500GT以上の船舶、銀行の管理下にある船、局地航路の小型船も含むため外国籍船の数は682隻と多くなっている。一方外航に従事する米国船主外国籍船は1996年7月のMarAd資料(MR/EN、06/97)によれば332隻であり、内容としてはシェブロン、エクソン、モービル等のメジャーオイル、その他のタンカーが161隻、48%と圧倒的に多く、次がドライバルク、(OO、OBO、バルク)46隻、14%、コンテナ船29隻、9%、貨物船20隻、6%、RO/RO船16隻、5%、その他貨物輸送と関係ない客船、クルーズ船、カジノ船等18%となっている。
過去日本の造船所に大量に発注されたのは、これらのタンカーやコンテナ船である。