日本財団 図書館


Hamworthy KSEの売り上げの増加は、2つの会社の売り上げの合計よりもかなり多いものとなっている。

買収の後取られた経営行動は、冷酷なものではなかったが、合併の利益を最大にし、コストを削減するための道理にかなった合理化と組織改正を含むものであった。2つの会社が合併してまだ1年程度しか経っていない点から見て、これらの合理化・組織改正の過程は今後も続くものと見受けられる。

Hamworthy KSEは、今や、良い分野の市場で良い地理的市場の大きなプレーヤーになっており、明るい未来を探している。さらに、Powell Duffrynの現金の蓄えと1990年代のHamworthyの買収の一連の成功を考慮すれば、この2、3年の間に新たな大きな買収が行われることが予想される。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION