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同グループの支配船は100%子会社のMalaysian Bulk Carriers Sdn Bhd(MBC)の所有船を含めて43隻(前年比3隻増)となっている。

 

PCLグループの船隊

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2] Pacific International Lines(PIL)

船舶の保有・オペレーションを主要業務としており、アジア、中東、東アフリカ、豪州・ニュージーランドへのコンテナ・サービス及び域内フィーダー・サービス等を行っている。

グループ全体の98年の売上は10.71億S$(前年比12%増)であった。

同グループは、コンテナ船50隻以上(約100万DWT、約5万TEU)を保有している。

 

3] Hai Sun Hup Group Ltd

船舶の保有、マネジメント、チャーター、フォワーダー等の業務の他、ホテル・不動産業にも力を入れている。

グループ全体の98年度の売上は3.46億S$(前年比10.9%減)で、このうち海運業務の売上は0.80億S$(前年比3.7%減)であった。

同グループの支配船は14隻(自動車運搬船3隻、コンテナ船3隻、VLCC1隻、バンカータンカー4隻、重量物運搬船1隻、コンテナバルカー2隻)、459,962DWTである。

 

4] Cosco Investment (Singapore) Limited

中国のCOSCOグループのシンガポール企業で、海運、マリン・エンジニアリング、コンテナ貨物取扱い、不動産等を主な業務としている。

グループ全体の98年の売上は3.24億S$(前年比44%減)で、このうち、海運業務の売上は1.15億S$(前年比23%増)と全体の35%を占めている。売上の大幅な減少の主な理由は、98年6月、これまで行っていた石油取引業務のCosco-Fesco Singaporeを売却したことによるものである。

 

 

 

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