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東南アジア造船関連レポート19

 事業名 基盤整備
 団体名 シップ・アンド・オーシャン財団  


3] その他のメリット

「魅力的な登録料金体系」、「安全性の高さ(国際基準への適合性)」、「船員の雇用が容易(船員の国籍を問われない・外国の船員資格証明を認める等)」などシンガポール籍を取ることによるメリットが多い。

 

【3】シンガポール船主協会

シンガポールの海運業者の多くは、シンガポール船主協会SSA(Singapore Shipping Association)のメンバーとなっており、191社、準会員49社(99年6月1日現在)が加入している。SSAは、97年5月、名称をそれまでのSNSA(Singapore National Shipping Association、1985年設立)からSSAに変更するとともに、海運業に関連する準会員(造船所、修繕業者、シップブローカー、船級協会、船舶金融業者、海上保険業者等)の加入を容易にするための会則・組織の改正等を行った。これにより準会員数が、改正前は8社であったのが、49社にまで増加した。

また、SSAは、海運業を取り巻く環境の変化に迅速に対応できる体制を整備するため、2つの管理委員会と4つの業務委員会に改組された。

 

SSAの組織図

017-1.gif

 

【4】主要海運企業の概要

1. Neptune Orient Lines Limited(NOL)

1) 会社概要

定航、タンカー、バルク・キャリアーサービスを提供するシンガポールを代表する海運会社である。1997年11月に米国第2のコンテナ船社American President Lines(APL)、を傘下に収めたことにより、NOLグループは、運航船隊、売上で世界の5本の指に入る海運会社となった(APLを買収する前は世界第16位)。

2) 98年の業務概況

NOLグループ全体の98年の売上は64.9億S$で前年比243.7%と大幅に増加したが、これは前述のとおりAPLの買収に伴いその勘定を繰り入れたことによるもので、損失は前年の2.97億S$から98年は4.38S$に拡大し、大幅な減益となった。

業績低迷の主な要因は、運賃の下落、アジア通貨危機後の海運不況など海運企業全般を取り巻く環境が厳しかったこと、借入れコストの増加及び経営不振のAPLを買収したこと等によるものである。

 

 

 

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