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このようなM&Aアドバイザー業務は、投資銀行、証券会社、大手監査法人のM&A担当部門等が行い、M&A相手先の紹介、資金調達面の助言、相手企業との交渉代理業務等も行う。

1998年の米国におけるM&A取引においては、メリル・リンチとゴールドマン・サックスがM&Aアドバイザーとしてトップの地位を占めた。両社はそれぞれ約4,400億ドル相当のM&A取引を手掛けている。これに次ぐのがモーガン・スタンレーで約3,200億ドルとなっている。

 

米国におけるM&A取引のアドバイザー(1998年)

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出典:トムソン・ファイナンシアル・セキュリティーズ・データ

 

1-4 米国における活発なM&Aの要因

 

最近における米国の活発なM&A活動の要因として、次のようなものを挙げることができる。

 

 

 

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