日本財団 図書館


e) 舶用機器供給者による保守整備の迅速さ・正確さの向上

通常の保守整備は自社でやる。しかし自社でできないときは外注するが、その場合は迅速に実施する必要がある。

f) 舶用機器供給者による部品配達の迅速さ・正確さの向上

重要である。まだ改善の余地がある。

g) 事故原因究明の迅速さ・正確さの向上

市場に製品がたくさんあり、全て知り尽くすことは難しい。このため、原因究明は難しくなってきているが、迅速性が必要である。

 

2) 情報技術の活用に際し必要となるもの

a) 船舶管理会社と機器供給会社との間の情報交換の標準フォーマット

もし情報交換の標準フォーマットがあればスピードアップが図られる。MAN B&W等の大企業は既に標準フォーマットにより情報交換している。

b) 情報交換のタイミングのスタンダード

不要。問題発生時にアクセスできるウェブサイトが良い考えであるが、この場合ウェブサイトのセキュリティーの確保が必要である。

c) 電子情報マニュアルのスタンダード

良い考え。

d) アフターサービスを支援するソフトウェア

購買に既にAMOS-Dを使用している。ソフトウェアに関していえば問題発生時のトラブルシュートのソフトがあれば便利である。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION