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図6 システムの構成

 

3.2.2 ユーザインタフェイスの開発

(1) 操作部

1] タグボートに対する操作

・赤い円弧上で、回頭モーメント(Nz)を指定する。

・緑の円内の点を指定すれば、前後力(Fx)と左右力(Fy)が決まる。

すなわち、画面上で2点を指定すれば、3ヶの制御力を与えることができる。

2] プロペラと舵の操作

開発用シミュレータの場合は、画面上のスライダを操作する。なお、訓練用シミュレータと実船の場合は、舵輪やテレグラフを操作する。

 

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(2) 表示部

図7に画面表示例を示す。

画面の左側の領域には・本船・タグボート・バースが表示され・柑互の位置関係を把握することができる。

画面の右側の領域には、本船の方位・速力・旋回速度、各タグボートの推力などが、数値で表示される。

 

 

 

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