3) 市販型鋼の利用
桁板でウェブが400mm以内の箇所は市販型鋼を採用し、面材の溶接作業を無くする。
4) 小骨材の削減
外板や甲板ではロンジスペース間隔の最適化を図り、小骨材の数量を削減する。
5) 溶接作業の合理化
車輌区画上の甲板等で応力の流入しない部材に対しては、断続溶接または片面連続溶接を採用し、歪み防止及び溶接作業の合理化を図る。
2.6.2 ユニット化の検討
機関室内機器では、バラストポンプ類、冷却清水ポンプ類及び清浄機類等のユニット化を行い、配管工程の削減を図った。また、船員居住区では各居室の格付けを廃止し、全室を同一仕様にして、艤装工程の簡素化を図った。図21に機関室平面図、図22に船員室配置図を示す。