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2.5.2 コンテナ荷役

車輌甲板上には前後、左右に移動可能な天井クレーン1基を設け、車輌にて運ばれたコンテナは、下層貨物倉に順次搭載する。下層貨物倉上部の車輌甲板には、コンテナ搭載用ハッチを設け、コンテナの荷役終了後は大型車輌搭載区画とするため、ハッチカバーはフラッシュタイプ・フォルディング型を採用し、その開閉はリモコン操作による油圧ウインチ方式とした。また、下層貨物倉には全てコンテナ用セルガイドを配して、下層貨物倉の無人化を可能とした。

これにより車輌甲板からの積込み作業の全行程が1名で行えるようになり、労力の軽減と荷役の迅速化が図られた。図18にハッチカバー及びコンテナ配置図、図19に下層貨物倉断面図を示す。

 

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図18 ハッチカバー及びコンテナ配置図

 

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図19 下層貨物倉断面図

 

 

 

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