2.4.2 昨年度船型と本年度船型の推進性能比較
速力推定結果の昨年度船型(A船型、B船型)と本年度船型(C船型)との比較を表3(1)および表3(2)に、BHP曲線の比較を図17(1)および図17(2)に示す。本年度開発のC船型は、70%載貨状態の7,355kW主機関の85%出力、15%シーマージンにおいて、A船型に対しては0.66ノット(トリムタブ無では0.27ノット)有利となり、B船型に対しては0.13ノット(同0.52ノット)不利となったが、目標とした航海速力20ノットは達成できた。また、満載状態においてトリムタブ付C船型は、同様に15%シーマージンにて、A船型に対しては0.39ノット有利となり、B船型に対しては0.19ノット不利となった。