2.2 欠陥エコーの自動抽出ソフトの検討(溶接余盛からの形状エコーの自動削除)
2.2.1 欠陥判定
欠陥エコー自動抽出のフローチャートを図5に示す。探触子CH1及び探触子CH2(探触子CH1とCH2は溶接線を挟んで配置)において得られる探傷波形をそれぞれ採取する。次に、CH1、CH2それぞれについて、採取した探傷波形から最大エコー高さを検出した反射源位置を求める。それぞれの反射源位置の差の絶対値があらかじめ設定した同一欠陥判定距離(δ)以内であれば欠陥と判定するようアルゴリズムを構築し、ソフトを試作した。