ここで評価した塗料組成を表3に示す。塗料塗布済みのドラムを図3及び写真6に示した装置に取り付け、これを直経1.2m、深さ1mの水の入った水槽に入れ(写真7)、図4に示した計測システムにて回転数を変化させて生じたトルクを記録した。回転数及びトルクは30秒間のデータを平均して評価した。またデータの再現性を評価するため、各条件において2回ずつ測定を行った。比較として、平成10年度に使用した装置(写真5)を用いて、表3の塗料を塗布したドラム(φ80mm、高さ100mm)の摩擦抵抗を測定した。
図5 SUSローター
写真7 リグ試験機を水槽にセットしている様子
表3 リグ試験機性能評価に用いた塗料の仕様
注:摩擦抵抗は、平成10年度仕様の装置から得られた結果 ドラムは写真5に示すようにシャフト(φ8mm、長さ40cm)を介して一定出力のモーターに取り付け、センサー(キーエンス製)を用いて、回転数の変化を調べた。モーター出力が一定の場合、摩擦抵抗が大きいほど回転数は小さくなると考えられるので、回転数を比較することによって摩擦抵抗の大小を推測することが可能と考えられる。
注:摩擦抵抗は、平成10年度仕様の装置から得られた結果
ドラムは写真5に示すようにシャフト(φ8mm、長さ40cm)を介して一定出力のモーターに取り付け、センサー(キーエンス製)を用いて、回転数の変化を調べた。モーター出力が一定の場合、摩擦抵抗が大きいほど回転数は小さくなると考えられるので、回転数を比較することによって摩擦抵抗の大小を推測することが可能と考えられる。
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