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図5・10 エンジンの性能(ノズルおよび連絡口面積比の影響)

 

○ 性能・排ガス

連絡口面積比が1.5%、0.9%の場合における性能および排気特性を、燃料噴射時期に対して、図5・10、図5・11にそれぞれ示す。

図示熱効率はいずれの連絡口面積比、ノズル仕様においても燃料噴射時期10degBTDCで最も高くなっている。試験を行った中で、燃料噴射ノズルがφ0.55×1、連絡口面積比0.9%の組み合わせが最も図示熱効率が高く、図示熱効率は40%を越えている。なお、この条件で4気筒エンジンにした場合、正味熱効率は約36〜37%が期待でき、同クラスの水冷ディーゼルエンジンに比べて2〜3%低い程度に止まる。

 

 

 

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