8. 実業務適用計画の策定
この8章では、本プロジェクト終了後の造舶間実業務への適用に向けた移行計画の策定について述べる。実業務適用計画は、実業務適用検討WGで策定された原案をもとに、推進部会及び運営委員会での審議を経て策定されている。
8.1 実業務適用後の運営体制
実業務適用後の運営体制は会社組織によることととし、新たに設立される運営会社が本プロジェクトの事業成果を受け継ぎ、造船所・舶用両工業界に対して設計・技術情報交換に関するサービスを提供することとした。運営会社のサービスは、基本的に参加料により運営され、参加会社は参加料支払によって造舶Webシステムの使用権を得る。本プロジェクトの事業成果である造舶Webシステムの所有権移転方法は、(財)シップ・アンド・オーシャン財団と運営会社との協議による。
なお、この運営会社設立に関する本プロジェクトの意思決定を受けて、平成13年3月に「株式会社造舶ウェブ」が設立されている。
8.2 運営会社によるサービス