図7-7から図7-11は、各パターンにおける一般的な期待効果と要件を示したものである。実証実験の結果、造舶Webはこれらの期待効果を実現する基礎を提供することが確認できた。効果の実現は、企業間で交換したデータが流れる社内のワークフロー革新の巧拙に大きく依存している。造舶Webに参加する、または今後参加しようとする各社においては、これらの図をテンプレートとして、造舶Webを通じて得ようとするメリットの特定や実現上の課題明確化を行うことが期待される。
図7-6 5つのワークフローパターンと期待効果概要
前ページ 目次へ 次ページ