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5. 情報交換システムの開発と運用支援環境の検討

 

5.1 システム概要

(1) 目的及び目標

本開発は、舶用機器の設計・技術情報の交換の高度化に関する開発研究を行い、造船/舶用工業界の基盤整備を図るもので、それらのグローバル・スタンダードを自ら創造し、EC (Electronic Commerce:電子商取引)時代への対応として、企業間のビジネスプロセス革新のための企業基盤を作り、国際競争力を強化することを目的とする。

具体的には以下の目標を掲げる。

情報のタイムリな入手、造舶間のコミュニケーション密度向上による設計精度(品質・サービス)向上を目指す。

書類の伝達・保管のペーパレス化、企業間の情報交換手続きの統一、打ち合わせ時間・経費の削減、情報の再利用促進など情報のデジタル化による費用削減を目指す。

仕様確定の早期化による舶用機器製造期間の確保、作業の重複・手戻り・手持ちの排除による設計作業のスピードアップによるスケジュール遵守を目指す。

(2) 概要説明

必要な情報を、必要な時に(タイムリに)、使いやすい形(再利用可能/重複保管レス)で入手する仕組みを構築する。

 

 

 

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