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肥後和田埼(ひごわださき)灯台

〜柳の瀬戸の灯り〜

 

この灯台は、八代港、三角港と天草諸島の各港を結ぶ重要な地点にあり、また、通称「柳の瀬戸」と呼ばれるように、この水道は屈曲して大変危険な場所であることから、1962年(昭和37年)にこの灯台が建設され、船が航行するうえで大切な目標として使われています。

この灯台の下には、亀の甲羅に似た石がありますが、昔この近くの人があまりにも石の形がいいのでそれを持ち帰り、自分の家の石垣にしたところ不幸が続いたため、それ以後は石を持ち帰る人はいなくなったという伝説が残っています。

この施設の異常を発見した場合や何かお気づきの点がございましたら、下記の管理事務所までお知らせください。

 

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位置 北緯32度23分42秒 東経130度24分10秒

光り方 明3秒、暗3秒

光の強さ 2,600カンデラ

光の届く距離 11海里(約20キロメートル)

高さ 地上から灯台頂部 10メートル 水面から灯火 約37メートル

管理事務所 第十管区海上保安本部 八代航路標識事務所

電話 0965-37-0326

 

 

 

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