門司埼(もじさき)灯台
〜関門海峡の道しるべ〜
ここ、関門海峡早鞆瀬戸は、日本有数の潮流の速いところであるばかりでなく船舶の交通量も多いところです。
また、船舶が航行可能な幅は、最も狭い部分で僅か500メートルしかないので、昔から海難事故の絶えない航海の難所となっています。
この灯台は、このような危険な海域を航行する船舶の安全を守るため、1924年(大正13年)に点灯しました。
初めは赤色の灯台でしたが、1987年(昭和62年)の大規模な改修で白色となり、光力も強化して、この重要な航路の安全を支え続けています。
対岸は、その昔壮絶な海戦が繰り広げられた源平合戦の舞台「壇ノ浦」です。
なお、南西約4キロメートルには、剣豪「宮本武蔵と佐々木小次郎」の決闘で名高い巌流島があります。
この灯台の異常を発見した場合や、何かお気づきの点がございましたら、下記の管理事務所までお知らせ下さい。