宇品(うじな)灯台
〜広島港への道しるべ〜
特定重要港湾広島港の海の玄関口に位置するこの灯台は、1950年(昭和25年)1月、旧宇品島南端信号塔(旧陸軍広島運輪部建設)に灯器を取り付けて宇品港灯柱として新設され、同年7月、名称が宇品灯台に変更されました。
1971年(昭和46年)、灯塔の改築に合わせ回転機械等が取り付けられて現在の形になりました。光源に使われている六等レンズは、1895年のフランス製で、今もなお美しい輝きを保っています。
灯台は片時も休まず、今日もフェリー、客船、コンテナ船、自動車運搬船等、沖行く船の道しるべとして信頼に応えています。
また、瀬戸内海国立公園の特別地域内に位置することもあって、多くの市民に「心のともしび」として親しまれています。
この灯台は、船舶が安全に航行するための大切な施設です。この施設の異常を発見した場合や何かお気づきの点がございましたら、下記の管理事務所までお知らせください。