観音埼(かんのんさき)灯台
〜日本最初の近代灯台〜
この灯台は、1866年(慶応2年)の江戸条約に基づき、明治政府の依頼により、1868年(明治元年)にフランス人ヴェルニーの手により起工されたもので、三浦半島の東端に位置しています。
当時の建物は、フランス風の四角い洋館建て(レンガ造)の優雅なもので、開国後、日本でー番最初に建設された洋式灯台であり、我が国の近代灯台事業はここにはじまったとされています。
現在の灯台は、1925年(大正14年)に建て替えられ(コンクリート造)、三代目に当たります。
観音埼は、房総半島の富津岬と相対して東京湾口の最も狭い水道を形成しており、灯台は、船舶が安全に航行するための大切な施設です。
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