剱埼(つるぎさき)灯台
〜東京湾の入り口にある灯台〜
この灯台は、1866年(慶応2年)の江戸条約に基づき、明治政府が1871年(明治4年)に設置したもので、三浦半島の南東端に位置し、対岸の房総半島にある洲埼灯台と対で東京湾の入り口を表しています。
晴れた日は灯台から、房総半島の館山から伊豆大島、新島さらに伊豆半島までを展望できます。
剱埼の名称は、萬治(1660年)の頃、徳川幕府の官財を積んだ船が岬の沖で難破した時、岬の突端から海南神社の神主が剣を海に投じ、竜神の怒りを鎮めたことから生じたといわれています。
灯台は船舶が安全に航行するための大切な施設です。
この施設の異常を発見した場合や何かお気づきの点がございましたら、下記の管理事務所までお知らせください。
位置 北緯35度08分29秒 東経139度40分38秒
光り方 30秒毎に白光を2閃光と緑光1閃光(複合群白緑互光)
光の強さ 48万カンデラ
光の届く距離 17.5海里(約32キロメートル)
高さ 地上から灯台頂部 17メートル 水面から灯火 約41メートル
管理事務所 第三管区海上保安本部 横須賀航路標識事務所
電話 0468-41-2864