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襟裳岬(えりもみさき)灯台

〜風極の海の道しるべ〜

 

襟裳岬灯台は、1887年(明治22年)に点灯しましたが、太平洋戦争により大被害を受け、1949年(昭和24年)に現在の姿となりました。

襟裳岬は、日本でも有数の強風地域で、風速10m以上の風が吹く日が1年間に290日以上あり、風速30mを超える日も珍しくない岬です。このように風が極地的に強く吹くことから、「風極の岬」と呼ばれています。

この岬は、日高山脈の裾が岩礁となって沖合7kmまで突出し、また寒暖両流の合流点で濃霧が発生しやすく、航海の難所として恐れられています。

この施設の異常を発見したときや、海上における遭難、その他何か気づいた点がありましたら、下記の管理事務所までお知らせください。

 

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位置 北緯41度55分33秒 東経143度14分38秒

光り方 毎15秒ごとに白光を1閃光

光の強さ 72万カンデラ

光の届く距離 22海里(約40キロメートル)

高さ 地上から灯台頂部 約14メートル 水面から灯火 約73メートル

管理事務所 第一管区海上保安本部 室蘭海上保安部

電話 0143-23-0188

 

 

 

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