襟裳岬(えりもみさき)灯台
〜風極の海の道しるべ〜
襟裳岬灯台は、1887年(明治22年)に点灯しましたが、太平洋戦争により大被害を受け、1949年(昭和24年)に現在の姿となりました。
襟裳岬は、日本でも有数の強風地域で、風速10m以上の風が吹く日が1年間に290日以上あり、風速30mを超える日も珍しくない岬です。このように風が極地的に強く吹くことから、「風極の岬」と呼ばれています。
この岬は、日高山脈の裾が岩礁となって沖合7kmまで突出し、また寒暖両流の合流点で濃霧が発生しやすく、航海の難所として恐れられています。
この施設の異常を発見したときや、海上における遭難、その他何か気づいた点がありましたら、下記の管理事務所までお知らせください。