2.3 座礁
航海計画の詳細、又は航海計画立案の証拠
最後の正確な位置及び経過
天文航法によるか、地球基準航法によるその後の船位又は位置線固定の機会
GPS(地球規模位置決定システム)、無線、レーダ、その他、又は音響測深線による位置決定、利用しなかった場合はその理由
海図データとWGSデータとの比較
座礁後の天候及び潮流等の推移
磁性貨物、電気干渉、地域引力などのコンパスに及ぼす影響
使用中のレーダ、各レーダの使用範囲、及びレーダの性能監視と記録の証拠
海図、航行方向、海員に対する関連通知、更新済みか、海図に記入された警告を守ったか?
音響測深の実施、実施年月日、実施方法
音響測深によるタンク内の液体の計量、実施年月日、実施方法
座礁前の船の喫水及び測定方法
座礁の位置及び測定方法
座礁前の機関又は操舵機の故障の原因と種類
アンカーの即応性、使用及び効果
損傷の種類と程度
座礁後の取った措置と船の動向
(注記:沈没の場合の情報も要求される可能性がある。)
2.4 沈没
(調査官は国際海事機関損傷記録カード及び非損傷時復原性報告書式に留意のこと)
最終港出港時の喫水と乾舷、及び食料と燃料の消費に伴う喫水の変化
海域及び日付に適った乾舷
積荷方法及び船体応力
検査後の船体と設備に対する変更の明細及びそのような変更の承認者