表:韓国経済の短期的なリスク要因
なお、ウォンレートに関しては、前述のように、ウォンは2000年11月に、それ以前の1ドル=1100ウォン台前半の安定基調から一変して、1ドル=1200ウォン台前半へと、やや大きな下落を示した。その背景は表のとおりであるが、韓国では主として海外要因による下落であるとしてウォン安を冷静に受け止めている。このようなウォンの下落傾向が今度とも持続し、ウォンが一段安になると見る向きは少なく、短期的にもある段階で反転して、緩やかなウォン高になると見る見方が優勢である。
表:ウォンレートに影響を与える各種状況
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