3 平成12年度講演会
3.1 平成12年度開催講演会
平成12年度においては以下に示す講演会を開催した。
各講演会とも約80名の参加者を得ることができ、引き続き“高度情報化”のテーマが会員企業にとって大きな関心事であることが伺える。
「舶用工業の高度情報化の推進に関する調査研究」事業は、平成11年度から「情報技術を活用した舶用機器のアフターサービスの充実に関する調査研究」として、新たに3ヶ年計画で取組みが開始された。本年度の講演会においては、まさにアフターサービスの供給先である船社ユーザから、直接の声を聞く機会を設けることができ、講演会参加者より大いに好評をはくす結果となった。舶用機器メーカにとっては、製品を通じた結びつきの強い相手先であるにも関わらず、これまでは船社ユーザとはあまり直接に話を交える場がなかったことから、来年度以降の講演会においても積極的に船社ユーザのご講演を賜り、本来の調査研究の活動とともに、本講演会を船社・舶用間情報交換の場としても位置づけたいと考える。