日本財団 図書館


(3) ビジネスモデルの概要

「4.2 e-サービスプレイスによる高度情報化アフターサービス」節で描いたe-サービスプレイスの概念設計、および本節の検討内容から導かれるビジネスモデルを図4-13および表4-3に整理する。

 

e-サービスプレイスを取り巻くビジネス流(すなわちお金の流れ)は図4-13に示すとおりである。

 

111-1.gif

図4-13 e-サービスプレイスを軸とするビジネス流

 

e-サービスプレイス事業を立ち上げる際は、前述のように、如何にリスクを低減させながら、舶用工業界を結集してのシナジー効果を発揮させるかが重要なポイントとなる。必然的にそれは多様な舶用メーカが情報コンテンツを提供しあいながら運営する形態となり、舶用メーカの共同出資により設立される事業会社がその役割を担う。

併せて、他の多くのe-サービスプレイスと同様に、情報システム面でのサポート担当としてITベンダが、あるいはe-サービスプレイスに対して外部リソースを提供する他業種企業が、共同出資者となることも想定される。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION