(4) e-サービスプレイスの主要機能
e-サービスプレイスが提供する機能と情報に対する考え方は、「4.1高度情報化アフターサービスの方向性」節で述べたとおりである。すなわち、ネットワーク(特にインターネット)を介してSIを支援する様々な内容(表4-1参照)を、電子マニュアル、ヘルプデスク、電子会議室等の切り口(あるいは入口ともいえる)で提供する形態をとっている。
図4-3に示すように、主要な機能は1]電子マニュアルサービス、2]工事実施・障害対応支援(緊急対応)サービスに大別される。
各々のサービスは、e-サービスプレイスのトップページとなる船舶毎のサポートページから舶用機器の代表品目(主機関、発電機機関、ポンプ、航海機器、荷役機器等)別に用意され、各々の舶用メー力が情報コンテンツと機能を提供する。
この際に、情報と機能の内容は、メタなレベルまでは舶用機器間共通でe-サービスプレイス内で標準化されている。したがって、船社・船舶管理会社のユーザは、機器間でほぼ統一されたユーザインタフェースに沿って情報と機能を使うことができる。