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(2) 想定ユーザ

e-サービスプレイスのユーザとして想定しているのは、船社・船舶管理会社、舶用メーカに加えて、部品業者、部品商社、(沖)修理業者、メーカ代理店(サービス、部品)等の、舶用機器アフターサービス業務に関わるすべてのプレーヤを対象にしている。(図2-3、図2-5、図2-6参照)

 

e-サービスプレイスは、これら多様なプレーヤ間の情報共有のインフラとして、同時に機能・サービスを提供・共有するアプリケーションツールとして資することができる。船社・船舶管理会社および舶用メーカは、自社の選択する体制と役割分担の基でこれらを如何に活用するかを競い合うことを通じて、機器管理業務とアフターサービス業務が行われていく。

 

e-サービスプレイスの利用に際しては、まずは単一企業、企業グループを含む組織レベルで利用登録が行われる(図4-1参照)。その後、企業・組織は任意の数のユーザIDの発行を申請し、個々の担当者レベルにユーザIDを割り振る。企業・組織は各々のユーザID毎にe-サービスプレイスの利用レベル・利用権限を設定する事も可能であり、自社ないしグループとしての活用方針を反映させることが可能である。

 

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図4-1 e-サービスプレイスの利用登録、ユーザID発行

 

 

 

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