日本財団 図書館


2 舶用機器アフターサービス実態調査

 

2.1 実態調査の目的

 

高度情報化アフターサービスの概念設計/ビジネスモデルの作成作業、および高度情報化アフターサービス実験の実験計画作成に資する目的で、現状における機器の管理業務やアフターサービスの実施状況について実態調査を行った。

サービスの利用者にとっては真に必要とされる、また提供者にとっては近い将来に事業化の可能性を見いだせる高度情報化アフターサービスの内容を、より具体化することに資する情報の収集が目的である。

ここで調査の対象とする舶用機器は、総花的に対象とするのではなく、船社・舶用メーカ間で情報交換の頻度がある程度多いことや、関連業務の内容や部品・工事の発注ルートに一般性がある(他の品目にもみられる)こと等を勘案して、「発電機エンジン」を対象に選んだ。他の機器については今回の調査手順、調査結果の敷延をおこなっていくことが期待される。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION